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ローヤルゼリーの定義

ローヤルゼリーは、蜂の巣(巣箱)から採れる物質だとご存知の方も多いのではないでしょうか。
こちらではローヤルゼリーの定義、ローヤルゼリーとは?についてご紹介します。

ローヤルゼリーとは

ローヤルゼリーとは働き蜂が分泌する乳白色の粘液のことです。
主に女王蜂のエサとして用いられます。
働き蜂といえばハチミツの印象がありますが、ローヤルゼリーとハチミツは全く違うものです。

ローヤルゼリーの大きな特徴は、その栄養価です。
ハチミツは8割が糖分で、すぐにエネルギーとして使いやすい成分になっています。
しかし、ローヤルゼリーに含まれる糖分は1割程度で、アミノ酸やビタミン・ミネラルなどが豊富に含まれています。

ハチミツで育つ働き蜂の寿命が約1ヶ月であるのに対し、栄養豊富なローヤルゼリーを食べて育った女王蜂は約4年生き続けることができます。
さらに女王蜂は1日で1500個以上の卵を産み続けることもできます。

この女王蜂の体を作る元となっているのがローヤルゼリーなのです。

商品化の規格基準

品質を守る規約

ローヤルゼリーはその栄養価の高さから、人の健康維持をサポートする物質としても人気で、さまざまに商品化されています。
しかし、ハチミツと違ってわずかなしか採取できない貴重な物質でもあることから、日本ではローヤルゼリーを正しく消費者が購入できるよう自主規制団体である全国ローヤルゼリー公正取引協議会が中心となって「ローヤルゼリーの表示に関する公正競争規約」を設けています。
この規約では、ローヤルゼリーへの加工や、成分割合、安全や衛生面といった品質に厳しい基準が定められています。

商品の種類は3つ

「ローヤルゼリーの表示に関する公正競争規約」に基づく、ローヤルゼリーの形状は次の3つです。

・生ローヤルゼリー
ミツバチが分泌したものを巣から72時間以内に採取したものが生ローヤルゼリーです。

・乾燥ローヤルゼリー
生ローヤルゼリーを凍結などにより乾燥させたものです。

・調整ローヤルゼリー
生ローヤルゼリーや乾燥ローヤルゼリーをハチミツや乳糖などで調整したものです。
また使用する生ローヤルゼリーは全重量の1/6以上でなくてはいけません。

もっとも採取したての状態に近いのが生ローヤルゼリーです。
しかし、ローヤルゼリーはハチミツと違って甘くないのでそのままでは食べにくく、時間がたつと品質も劣化してしまいます。
そのため、食べやすくしたりサプリメント化するために乾燥ローヤルゼリーや調整ローヤルゼリーとして加工され商品化されることも多いです。

製品に定められている表示

私たち消費者がローヤルゼリー商品を選ぶときの基準になるのが製品の表示事項です。
「ローヤルゼリーの表示に関する公正競争規約」ではローヤルゼリーの扱い方だけではなく、商品への表示事項も取り決められています。

ローヤルゼリー商品に必要な表示事項
1.種類別名称
2.原材料名
3.内容量
4.賞味期限
5.保存方法
6.原産国名(輸入品の場合)
7.事業者の名称や住

ローヤルゼリー商品を購入するときは、安心して口にできるかどうか、表示事項を確認してみましょう。

このようにローヤルゼリーはハチミツとはっきり区別できる定義を持っています。
これからローヤルゼリー商品を選ぶならぜひ覚えておきたいですね。

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