メインイメージ メインイメージ
※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

生ローヤルゼリー

ローヤルゼリーと一口にいっても、これには生・乾燥・調整の3タイプがあります。
こちらでは、生ローヤルゼリーについてご紹介します。

自然に近い状態のローヤルゼリー

生ローヤルゼリーとは、読んで字のごとく「生」つまり天然に近い状態のローヤルゼリーのことを指します。

ローヤルゼリーは、ミツバチが女王蜂を育てるために分泌する乳白色の物質です。
とろみがあり、日本語では王が食べる乳を表す「王乳」とも言います。

女王蜂候補となる幼虫が育つ王台に蓄えられたローヤルゼリーを人の手で採取し、そのまま容器に詰めたものが生ローヤルゼリーとなります。

生ローヤルゼリーの定義

ローヤルゼリーの定義は、自主規制団体である(社)全国ローヤルゼリー公正取引協議会の「ローヤルゼリーの表示に関する公正競争規約」によって定められています。
生ローヤルゼリーでは、女王蜂を育成するためにミツバチが王台中に分泌したもので、移虫後72時間以内に採取したものとされています。

ローヤルゼリーは、稀少なもので1つの巣からわずかな量しか採取できません。
そこで養蜂場では、より多くのローヤルゼリーを採取するために、人工で作った王台を使った採取方法を行っています。
人工王台の中に働き蜂の幼虫を移し、ミツバチにローヤルゼリーを蓄えさせる方法です。

生ローヤルゼリーの定義である移虫後72時間というのは、人工王台に幼虫を移してから72時間以内をさしてます。
人工王台のローヤルゼリーは72時間ほどで満たされますが、1つの王台から採れる量はわずか300mgほどです。
採取されたあとは最低限の異物除去や殺菌がおこなわれ、容器に詰められます。

生ローヤルゼリーの特徴

生ローヤルゼリーは、女王蜂や女王蜂候補の幼虫が食べているものとほぼ同じ状態です。
乳白色または黄色みがかった乳白色をしており、味は舌を刺すような独特な酸味が特徴です。

しかし、生ローヤルゼリーはとてもデリケートで、光を浴びたり空気に触れたりすると酸化してしまいます。
そのため、冷蔵や冷凍で保管されることが多く、品質を維持するにはその管理も重要で、一般家庭でも冷蔵や冷凍での保管が推奨されています。

また、商品化にあたっては品質の劣化を抑える為に水分を飛ばして乾燥させたり、食べやすくするために他の材料を加えて調整したりします。
これが乾燥ローヤルゼリーや調整ローヤルゼリーと呼ばれる種類になります。

生ローヤルゼリーは蜂の巣から少量しか採取できないうえに、酸化しやすいデリケートな物質です。そのためローヤルゼリーの種類の中でも、最も高い価値があるとして扱われています。
味が独特で食べにくいと感じることもありますが、健康食品として摂取している人では、他の食べ物に混ぜるなどして食べやすく工夫されていることも多いです。

関連コラム一覧