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女王蜂とローヤルゼリー

健康食品の素材として知られるローヤルゼリーは、もともと蜂の巣に住む女王蜂の為の栄養食です。
ローヤルゼリーが女王蜂の存在を左右すると言っても過言ではありません。
その関係性について説明します。

女王蜂とは

女王蜂と働き蜂との違い

女王蜂は、1つの蜂の巣に1匹だけ存在します。
そして毎日卵を産んでコロニーを維持することが役目です。
産む卵の数はなんと1日1500~2000個になることもあり、多い時には1分間で1個ずつのペースで卵を産みます。

ミツバチは1つの巣に数千~数万匹住んでいます。
そのうち約90%がメスの働き蜂で、残り約10%はオス蜂です。
メス蜂はハチミツや花粉を採取したり、女王蜂が産んだ卵のお世話をしたりします。
一方、オス蜂は交尾のためだけに存在し、普段は特に役割なく過ごします。

女王蜂と働き蜂は見た目も全く違います。
女王蜂は働き蜂よりも2~3倍大きく、寿命も働き蜂が1ヶ月ほどであるのに対し、女王蜂は毎日卵を産みながらも約4年も生きます。

女王蜂の食事

見た目や役割に大きな違いがある女王蜂と働き蜂ですが、実は孵化してすぐの頃には違いがありません。
孵化後に与えられる食事によって、その後の体格や寿命に違いが出ます。

その、女王に与えられる特別な食事がローヤルゼリーなのです。

女王蜂は、女王候補を育てるための王台と呼ばれる場所で孵化し、一生涯ローヤルゼリーだけを食べて過ごします。
働き蜂は六角形の巣穴で孵化し、3日目まではワーカーゼリーと呼ばれる、ローヤルゼリーよりも栄養価の低い食事を与えられ、4日目からはハチミツや花粉を食べて過ごします。

ローヤルゼリーは、もともと違いの無かった幼虫を、女王蜂として成長させることができるほど特別な物質であり、まさに女王の為だけの食事なのです。

なぜローヤルゼリーで女王蜂が育つのか

なぜローヤルゼリーで女王蜂を育てることができるのか、それはローヤルゼリーが持つ栄養価に秘密があります。

ローヤルゼリーはハチミツよりも栄養価が高く、人間の体内では合成できない必須アミノ酸を含むたんぱく質や、ビタミン、ミネラルといった多種の栄養素を豊富に含んでいます。
これにより、体が大きく産卵機能の発達した女王蜂を育てることができるのです。

またローヤルゼリーには、特有成分であるデセン酸も含まれています。
デセン酸はフェロモン様の物質であり、女王蜂を育てるローヤルゼリーの特徴になっていると考えられています。

女王蜂とローヤルゼリーにはとても深い関係があり、ローヤルゼリーなくしては蜂の巣を維持することもできなくなってしまいます。
このように、健康補助食品として人気のローヤルゼリーはとても特別な素材なのです。

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