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ローヤルゼリーのデセン酸の濃度

ローヤルゼリーの品質を左右するもののひとつがデセン酸です。
デセン酸が多ければ多いほどローヤルゼリーは高品質とされているため、商品を比較する際もデセン酸は注目したい項目です。
今回はローヤルゼリーのデセン酸の濃度についてご紹介します。

デセン酸とは

デセン酸はローヤルゼリーのみにしか存在しない特有成分で、正式には「10ハイドロキシ‐δ‐2‐デセン酸」と言います。

デセン酸は脂肪酸であり、ローヤルゼリーの独特の酸味の元になっています。
またデセン酸には女性ホルモン様の働きが合ったり、自律神経を整える効果が期待されていたりと、ローヤゼリーを特徴づける成分なのです。

そのため、デセン酸の濃度は商品の比較ポイントとして重要です。
実際に、自主規制団体である(社)全国ローヤルゼリー公正取引協議会でも、製品のデセン酸濃度について取り決めを行っています。

デセン酸の濃度はローヤルゼリー製品の形状によって異なります。
それでは、次の項目で、(社)全国ローヤルゼリー公正取引協議会が取り決めた公正競争規約をもとにローヤルゼリーの形状ごとのデセン酸濃度について見ていきましょう。

デセン酸の濃度

生ローヤルゼリー

生ローヤルゼリーは、蜂の巣から採取したローヤルゼリーをそのまま容器に詰めて商品化したものです。
ローヤルゼリーの中ではもっとも天然に近い状態であり、デセン酸濃度は1.4%以上なければならないと取り決められています。

乾燥ローヤルゼリー

乾燥ローヤルゼリーは、生タイプから水分のみを除いたものです。
水分が取り除かれ、生タイプよりも質量は少なくなりますが、1gあたりのローヤルゼリー含有量は生タイプよりも多くなります。
そのため、デセン酸の濃度も3.85%以上でなければならないと、同じ重さの生タイプより濃く設定されています。

調整ローヤルゼリー

調整ローヤルゼリーは、生や乾燥タイプに他の材料を混ぜて味や栄養分を調整したもので、商品重量のうち生ローヤルゼリーを1/6以上配合しなくてはいけないと決められています。生ローヤルゼリーを他の材料で薄めて飲み易くしたものと考えるとイメージしやすいでしょう。
そのためデセン酸濃度は0.21%以上と、3つの形状の中ではもっとも濃度が薄く設定されています。

デセン酸の濃度は、商品形状だけではなく、ローヤルゼリーの産地や時期によっても異なります。
どの商品を選ぼうか迷った際は、ぜひデセン酸濃度を比較項目のひとつに加えてみてください。

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