メインイメージ メインイメージ
※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

ローヤルゼリーの成分(コリン)

ローヤルゼリーの成分、コリンについてご紹介します。

ローヤルゼリーに含まれるコリン

ローヤルゼリーにはビタミン類が含まれており、コリンもその一つです。
コリンは、厳密にはビタミンではありませんが、ビタミンとよく似た働きをするビタミン様物質として扱われています。

コリンをはじめとするローヤルゼリーに含まれる栄養素は、ミツバチの幼虫を女王蜂へと成長させるだけではなく、人の健康にも役立ちます。
例えば、コリンは人の体内にもある栄養素で、神経伝達物質や脳神経細胞を作る元となり、心身の健康をサポートしています。

コリンはローヤルゼリー以外の食品にも含まれており、含有量が多い食品では、卵、レバー、牛肉、大豆が代表的です。
卵では特に卵黄部分に多く含まれています。

コリンの効果

脳機能のサポート

コリンは体内でアセチルコリンを合成する材料となります。
アセチルコリンは神経伝達物質と呼ばれ、脳からの信号を正しく神経に伝える働きをもち、記憶力や集中力アップを促します。

また、コリンはレシチンの材料にもなります。
レシチンは細胞膜や神経組織を構成する物質で、アセチルコリンとともに脳機能を支えています。

つまり、コリンが体内に充分にあることで、脳の正常な働きをサポートするのです。
アルツハイマー型認知症の患者ではコリン不足の傾向がみられることから、近年ではコリンと認知症予防の関係性にも注目が集まっています。

生活習慣病予防

コリンが元になってできるアセチルコリンは血圧を下げる働きがあります。
また、同じくコリンが前駆物質となるレシチンにはコレステロールの代謝を促進する働きがあり、血中や肝臓に脂肪が溜まるのを防ぎます。

このようにコリンによってアセチルコリンやレシチンの活動が促進されることで、高血圧や脂質異常といった生活習慣病予防に繋がるのです。

自律神経を整える

コリンが元でできるアセチルコリンは、自律神経を整える働きがあります。
自律神経とは呼吸をしたり内臓を動かしたり、意識しなくても生命活動をコントロールしている神経系です。
自律神経が乱れると更年期障害をはじめ、心身の不調が出やすくなります。

コリン不足と過剰症

コリンは一般的な食事では不足することは少ないです。
しか、卵や豆腐といったたんぱく性食品をあまり摂らない方や、栄養バランスが乱れている方では不足ぎみになってしまうこともあります。
コリンが不足するとアセチルコリンやレシチンも少なくなってしまうため、記憶障害や高血圧、脂肪肝、不妊症などに繋がります。

一方、コリンは水溶性で余分は尿として体外に排出されてしまうため、基本的には過剰症はありません。
ただし、サプリメントの大量摂取などで過剰になると嘔吐や下痢といった消化機能障害が起こりえます。

このようにコリンはビタミン様物質で、基本的には不足や過剰症はないとされています。
しかし、自律神経や認知症との関わりがあるなど、健康維持のためにはバランスよく摂取していきたい栄養素です。
ローヤルゼリーにはビタミンの他にも、体力維持や美容に欠かせないたんぱく質やミネラルも含まれています。
特に、自然の状態に近い生タイプであれば加熱による栄養損失も少なく、栄養バランスが気になる人にも選びやすいでしょう。

関連コラム一覧