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ローヤルゼリーの味

ローヤルゼリーは蜂の巣から採れることはよく知られています。
しかし、同じ蜂の巣から採れるものでも、ハチミツとは全く違う味で、甘みはほとんどありません。
ローヤルゼリーの味について詳しく紹介します。

ローヤルゼリーの味

ローヤルゼリーは独特な味をしています。
質感はクリームのようですが、酸味が強く、甘さはほとんどありません。
その風味は、ピリピリした酸味や、発酵食品などに例えられることもあります。
ローヤルゼリーの味が苦手だと感じる人も多いです。

しかし、味はいまいちでも、ローヤルゼリーには人の健康維持にも役立つ、豊富な栄養素が含まれています。
その証拠に、独特な味でもローヤルゼリーは長年、人気の健康食品として扱われています。

味のメカニズム

ローヤルゼリーは、ハチミツとは違います。
ハチミツは働き蜂が、花から採取した蜜を巣で熟成させて作ります。
一方、ローヤルゼリーは若い働き蜂が花粉などを食べ、体内で分解し、たんぱく質や脂肪酸と共に分泌します。

つまり、ハチミツは蜜ですが、ローヤルゼリーは蜂の分泌物です。
その味の違いは成分を見ても分かります。

ハチミツの成分は水分が20%、糖質が80%と、その大半が糖質で、含まれるビタミン、ミネラル、必須アミノ酸などはわずかです。
栄養としては体を動かすエネルギーになりやすいです。

ローヤルゼリーの成分は水分が65%、糖質は10%ほどで、あとの25%には必須アミノ酸、ビタミン、ミネラル、脂肪酸などを含みます。
このうち、脂肪酸にはローヤルゼリー特有成分であるデセン酸も含まれています。
ローヤルゼリーを食べたときに感じる酸味にもこのデセン酸が影響しています。

デセン酸についてはまだ詳しく分かっていないことも多いのですが、ローヤルゼリーを特徴づける成分として注目されており、含まれているデセン酸が多いほど品質が良いとも言われています。

つまり、ローヤルゼリーの酸味こそが品質や栄養価の良さを表しているといっても過言ではないのです。

ローヤルゼリーの味を食べやすく

生のローヤルゼリーはそのまま食べることができます。
食べ方はさまざまですが、舌の下に置いたままにして、ゆっくりと体に収取させる食べ方が推奨されています。
こうすることで舌に酸味を感じにくいうえに、胃酸の影響も少なく、栄養分の吸収率がアップします。

ただし、独特な酸味があるローヤルゼリーをしばらく口の中に入れておくのは、やはり大変です。
味が苦手な方は、ハチミツやヨーグルトと混ぜて飲みやすくしても良いです。

また、生のローヤルゼリーよりも、乾燥させたローヤルゼリーや、他の成分を混ぜた調整ローヤルゼリーのほうが独特の酸味を感じ難く食べやすいです。
乾燥ローヤルゼリーや調整ローヤルゼリーにはカプセルや錠剤タイプの商品もあります。

乾燥タイプや調整タイプは生の状態に比べると栄養価は多少落ちてしますが、毎日続けようとお考えであれば、その食べやすさは重要です。
商品に記載された栄養成分なども見比べながら自分にあったローヤルゼリー商品を選んでみてはいかがでしょうか。

ローヤルゼリーの味や、その仕組みについてご紹介しました。
酸味のある生ローヤルゼリーでも、慣れてしまえば問題なく食べられるようになることもあります。
商品選びでは、酸味が得意な人は生ローヤルゼリーを、酸味が苦手な人は錠剤やカプセルタイプを選んでみるなど、ご自身の好みも考えてみると、より自分に合った商品が見つかりやすいです。

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